転職・起業するならどの業界がいい?生産性の高い・低いをデータで読み解く

転職・起業するならどの業界がいい?
生産性の高い・低いをデータで読み解く

コロナの影響で、倒産する企業が増えています。
今後、倒産しなくても、売上が下がり、
中には非正規社員の雇止めを行う会社も出てくるでしょう。

私は、就職氷河期時代に就職していますので、
「またあの時代が来たんだな」という気持ちです。
大学生や転職希望の方には少し厳しい時代かもしれません。

ただ、厳しい時代になれば、
自分の価値を上げるために勉強したり、
行動量が増えたりします。
また会社に雇用される不安定さを身をもって知ることで、
自分で稼ぐ方法を調べたり、
考えるようになります。
その力は、65歳の定年すぎたあたりに大きな差になると思います。
だから、トータルで見れば決して悪いことだと思いません。

さて、起業する人も転職する人も、
誰だって仕事をするなら、
なるべく高いお給料が欲しいですよね。

お給与の基準は企業によって異なりますが、
ベースにはその会社の「生産性」が大きく絡んできます。

生産性はいろんな指標がありますが、
基本は「インプット量に対するアウトプット量
で計算します。

代表的な指標が労働制生産性ですね。
労働生産性は、付加価値額/従業員数で計算します。
※付加価値額はざっくり粗利(売上総利益)と思ってください。

労働生産性は、言い換えると
従業員1人あたりいくら利益を生み出すか?を表しています。
ですから、労働生産性が高い会社はお給料が高く、
労働生産性が低い会社は、お給料が低く
なります。

この労働生産性は、経済産業省が毎年統計調査を出しています。
皆さんが転職したり、起業する際に参考になりそうな
「生産性」のデータを2020年中小企業白書から抜粋してお届けします。

大企業より生産性が高い中小企業は一定数存在する

一般的に、大企業の方が中小企業よりも生産性が高いのは事実です。
しかし、企業規模別に比較すると、小規模企業の上位10%の水準は大企業の中央値を上回っています。
また、大企業の下位10%の水準は小規模企業の中央値を下回っています
つまり、大企業より生産性が高い中小企業は存在するし、
中小企業より生産性が低い大企業も存在するのが分かります。(中小企業白書2020 P99)

大企業ほど、労働生産性にバラツキがある

同一の企業規模労働生産性を比べてみたのが下の図表です。
大企業の上位10%は1575万円、下位10%は169万円で、
大企業の方が労働生産性にバラツキがあることがわかります(中小企業白書2020 P100)

労働生産性が高いのは「建設業」「情報通信業」

業種ごとに労働生産性を比較したグラフです。
大企業、中小企業、小規模企業すべてにおいて、
最も数値が高いのが「建設業」。
2番目が「情報通信業」。
最下位が「宿泊飲食サービス業」。

また、建設業、製造業、情報通信業、卸売業は、
企業規模間での差が大きいのに対し、
運輸業、小売業、宿泊飲食サービス業、生活関連サービス業は、
業種全体の労働生産性が低いため、
企業規模格差が小さいのがわかります。(中小企業白書2020 P101)

情報通信業は会社によって生産性にバラツキがある

「情報通信業」は全体的な労働生産性は高いのですが、
企業間格差が大きいことが分かります。
つまり、生産性の低い会社も一定数存在するということ。
一方で、「生活関連サービス業, 娯楽業」、「宿泊業, 飲食サービス業」「小売業」は、全体的に労働生産性が低いので、企業間の格差が小さい、つまりどこも似たり寄ったり、ということです。(中小企業白書2020 P102)

女性の起業が多い業種については、こちらの記事にまとめていますので、あわせてご覧ください。

女性の起業を支援!/女性が起業する業種ベスト5

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