個人事務所を全国規模に成長させた社長

10年前から大変おせわになっている、
キャリアバンク代表取締役社長の佐藤良雄氏が、
この度、金融ブックスから本を上梓されました。

企業化する士業と、勝者のメンタリティ (日本語) 単行本

日本国内第一位の規模をほこる社労士法人と、
国内第三位の規模の行政書士法人と、
北海道初の人材派遣会社など立ち上げ、
全国規模にまで成長させた「超・辣腕経営者」です。

士業といえば、個人事務所を持ち、地元の顧客を獲得していく、
「小規模な地域密着型」が多いイメージですが、
佐藤さんの事務所は、従業員数をどんどん増やし、
大手企業をがんがん新規開拓し、支店を各地に増やし、
全国規模まで拡大・成長を実現されました。

この本には、士業ビジネスの成長の過程や、戦略、考え方について書かれています。
いくつも、参考になる箇所はあるのですが、3つだけご紹介します。

<その1>一流の経営者は自分に厳しい

佐藤さんご本人はとても穏やかで、スポーツが大好きな方ですが、
自分に対してはとても厳しく、

・テレビは見ない
・睡眠は4時間
・経営者しか会わない
・ゴルフは日曜日しかしない

などの「自分ルール」を徹底して守られています。
経営者ですから、当然、社員に厳しい態度をとるときもあると思いますが、
自分に対して厳しくいつづけるのは簡単ではありません。
すぐになまける自分にとって、大変な戒めになりました。

<その2>誘惑にのらない
士業を続けているとたくさん「儲かる話へのお誘い」があるそうです。
だけど、自分が何屋かわからなくなるようなビジネスには、絶対手を出さなかったそうです。

行政書士事務所の担当者が、保険を売りだしたら、
リスクに敏感な経営者は必ず警戒するようになる

と書かれていて、確かにその通りだと思いました。

自分のビジネスに飽きてしまう、もっと儲かることに手を出してしまう、
様々な理由はあると思いますが、やはり「自分は何屋か」を明確にして、
それを全力でやりきることが、顧客の信頼につながると思いました。

<その3>営業は「客を紹介して」と言うことが大事
顧客を獲得するためには「営業」が大事なわけですが、
佐藤さんはなんと、
取引先のオフィスで、目にとまった会社を指さして、
「この会社の社長を紹介してくれませんか?」
とお願いしたそうです。

これは、なかなか勇気がいりますよね。
だけど、黙っていたても、勝手に顧客を紹介してくれる人なんてほとんどいないのが現実です。

だから、「紹介してほしい」とはっきり言える勇気を持つことが大事だし、
相手が「いいですよ、紹介しましょう」と即答してくれるくらい、
普段からきっちり仕事をしないといけないとも書かれていました。

士業の方はもちろん、個人事業主の状態を抜け出して、
事業を成長させたい方にピッタリな本です。

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